G大阪キャプテン倉田秋、25日のパリSG戦へ気合十分「出し切らないと後悔する」
G大阪は24日、親善試合のパリSG戦(25日・パナスタ)に向けて前日練習を行い、主将のMF倉田秋が取材に応じた。メッシやネイマールら、世界の名だたるスターをそろえるビッグクラブとの対戦を前に、倉田は「夢のようというか、ずっと見てきた選手たちとできるっていうのは本当にうれしい。思い切りぶつかっていきたい。出し切らないと本当に後悔するし、全く意味のない試合になると思うんで。持ってるものを全てぶつけたい」と意気込んだ。
メッシやネイマールがバルセロナでプレーしていた時代の映像を、今でも試合前にチェックすることもあるという倉田。日本代表の一員として17年に親善試合でブラジルと対戦した際には、出場機会がなく「本当にやりたかった、っていう思いがずっとあった。それがかなうかもしれないので、楽しみですね」と、世界トップクラスとの対戦を心待ちにした。
チームはJ1リーグで16位と、J2とのプレーオフ圏に低迷。中断期間は攻守においての戦術を整理してきたといい「少しでも手応えを感じることができれば、それが自信になってJリーグにもつながっていくと思う。全部出し切って、どれだけ差があるのか、どこが通用したのかも感じたい」と倉田。パリSGにとっては、川崎、浦和に勝利してきたジャパンツアーの最終戦で、浦和戦からは中1日という強硬スケジュール。しかしG大阪にとっては、J1残留をかけて戦うシーズン終盤に向けた大事なトレーニングマッチになる。



