【J1採点&寸評】G大阪1-2C大阪|ダービー史に残る一撃、パトリッキを最高評価! 小菊采配も光る
G大阪――要所でビッグセーブの東口は唯一の及第点
[J1第22節] G大阪1-2C大阪/7月16日/パナソニック スタジアム 吹田
【G大阪|採点】
スタメン)
GK
東口順昭 6
DF
福岡将太 5
三浦弦太 5.5
クォン・ギョンウォン 6(83分OUT)
黒川圭介 5.5(83分OUT)
MF
小野瀬康介 5
齊藤未月 5.5
ダワン 5
中村仁郎 5.5(54分OUT)
石毛秀樹 5(60分OUT)
FW
鈴木武蔵 5.5(60分OUT)
【ハイライト動画】大阪ダービーはセレッソに軍配! 途中出場のパトリッキが劇的決勝弾
途中出場)
FW
食野亮太郎 5.5(54分IN)
MF
倉田 秋 5.5(60分IN)
FW
坂本一彩 5.5(60分IN)
DF
藤春廣輝 ―(83分IN)
DF 髙尾 瑠 ―(83分IN)
監督) 片野坂知宏 5
【G大阪|寸評】
先制したものの、徐々に押し込まれる時間帯が続き、守勢に回る。終盤は果敢に勝ち越しを目ざしたが、逆にカウンターに沈み、1999年以来、23年ぶりのシーズンダブルを許した。
ぶっつけ本番でG大阪デビューを果たした鈴木は、時折持ち味を見せたがフィット感には程遠かった。ただ瞬間的な速さと強さは今後に期待を持たせた。2失点はしたものの東口は要所でビッグセーブを見せ、チームで唯一の及第点。天皇杯から中2日のなかで齊藤は気迫あるプレーを見せたが、さすがに終盤はガス切れした。再デビューの食野は得意の形でシュートに持ち込むも決めきれず。片野坂監督が劣勢時に修正できなかったのも痛かった。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
C大阪――鈴木&奥埜が好連係を披露
【C大阪|採点】
スタメン)
GK
キム・ジンヒョン 6.5
DF
松田 陸 6.5(90+2分OUT)
マテイ・ヨニッチ 6.5
舩木 翔 5.5
西尾隆矢 6
MF
毎熊晟矢 6(77分OUT)
鈴木徳真 6.5
為田大貴 6.5(65分OUT)
奥埜博亮 6
FW
加藤陸次樹 6(65分OUT)
山田寛人 7(65分OUT)
途中出場)
MF
上門知樹 6(65分IN)
FW
ブルーノ・メンデス 6(65分IN)
FW
ジェアン・パトリッキ 7.5(65分IN)【MAN OF THE MATCH】
FW
北野颯太 ―(75分IN)
DF
進藤亮佑 ―(90+2分IN)
監督)
小菊昭雄 7
【C大阪|寸評】
失点はしたが、その後立て直し、冷静に反撃。山田の同点ゴール後も交代選手でギアを上げ続け、土壇場で劇的な決勝点。ホームの大阪ダービーに続いて、ふたたび逆転勝利で今季のダービーは3勝1分とした。
追う展開で劣勢が続いたが松田が高い位置を取り、好クロスを連発して流れを引き戻した。山田も前半は封じられたが貴重な同点ゴールをゲット。原川の代役を務めた鈴木も奥埜との好連係で中盤を引き締めた。途中出場で見事な決勝点を決めたパトリッキのスーパーな一撃はダービー史に残るものだ。先手を取られても焦ることなく、ビルドアップに修正を施し、適切な交代カードを切った小菊采配も光った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。