G大阪、川崎に前半で4失点大敗…片野坂知宏監督「取り返しがつかないゲームになると…」

明治安田生命J1リーグ 第21節 川崎4―0G大阪(9日・等々力)

G大阪は川崎にリーグ戦では今季最多の4失点を喫して2連敗となった。

前半6分に先制されると、同11分にはMF奥野が足裏をみせたタックルで一発レッドに。ひとり少ない混乱を整理できず、前半だけで4点を失った。後半はGK東口の好セーブ連発もあって無失点にしのいだが、残留争いにおいては苦しい黒星となった。

敗れた前節湘南戦から中2日と過密日程の中、スタメン落ちしていたDF昌子が3試合ぶり先発し、ユース所属の18歳FW南野が先発するなど、メンバーを入れ替えて臨んだ。立ち上がりは積極的にハイプレスをかける意識は見せたが、川崎に翻弄されて失点を重ね、チームはバラバラに。2失点目の後、片野坂監督は2トップにして4―3―2の布陣で反撃に出ようとしたが、サイドを簡単に突破されて次々と失点。選手からの提案で4―4―1に戻す、という混乱もあった。

片野坂知宏監督は「前半、選手が少し意気消沈というか、はね返すパワーをチームで感じることはできませんでした。ハーフタイムに奮起させないと、取り返しがつかないゲームになると感じました。後半、シュートはありませんでしたけど、得点を与えず0―0で終え、選手は何とか意地をみせてくれた。本当にプロの選手として、ガンバ大阪のチームのために、自分に矢印を向け、戦えるメンバーを見極めて勝ち進められるように、しっかり準備したい」と悲痛な表情を浮かべた。

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