G大阪、湘南に24年ぶりシーズン2連敗 片野坂知宏監督「本当に情けない」15位後退

明治安田生命J1リーグ第20節 湘南1―0G大阪(6日、レモンS)

G大阪は1失点に泣き、湘南に98年以来のシーズン2連敗を喫し、15位に後退した。J1残留を争う相手に敗れ、片野坂知宏監督は「勝ち点6をプレゼントした形。本当に情けないというか、自分に腹立たしさもありますし、悔しい気持ちでいっぱいです。選手も連戦の中、戦う準備をしてくれて、勝つためのプレーをしてくれたが、負けてしまっている。自分たちはまだまだ弱い、ということ」と表情をしかめた。

湘南の守備を突破する糸口を見つけられず、流れを奪われていた前半43分。自陣でのボールロストから、最後はクロスをFW大橋に決められた。前半も1対1を止めるなど、ファインセーブも見せたGK東口は「自分がまずはあそこ(ニア)に対応して、ファーに行くべきだった。取れないボールじゃなかった。自分のミス」と、先にファーサイドに流れた相手に意識が向いたことでニアを空けた判断を悔やんだ。

後半は4バックに変更し、終盤にはDF三浦もFWに上がるパワープレーを敢行するなど手は打ったが、最後までゴールはこじ開けられず。指揮官は「攻撃もゴール前で、なかなか関わることができなかった。迫力がなかった。シュート数も少ない(6本)。疲労なのか、湘南さんの守備の戻りの方が速く、上回られた」と課題を挙げていた。

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