G大阪に完全移籍の鈴木武蔵 W杯諦めん 「選手としてもガンバとしても価値のあること」
ベルギーリーグのベールスホットからJ1・G大阪に完全移籍した元日本代表FW鈴木武蔵(28)が1日、大阪府のパナソニックスタジアム吹田で入団会見に臨んだ。背番号45のユニホームを手にし、今季10得点とW杯カタール大会メンバー滑り込みを宣言した。
複数クラブが獲得に動く中で、熱意に勝るG大阪を選んだ。「熱心に声をかけていただいた。期待に応えたい」と人生初の関西での生活が始まる。「僕の初めてのタイトルとガンバの10個目のタイトルが取れたら」。過去9冠のG大阪に新たな歴史を刻む思いだ。
この日から合流し、最短での出場は16日のC大阪戦(パナスタ)。リーグ戦では最大13試合に出場でき「10点取れたら自分的には良いかな」と目標を置いた。
W杯メンバー入りもあきらめていない。「同世代の選手が活躍しているので、何とか自分も滑り込みたい。選手としてもガンバとしても、そこに入ることは価値のあること」。新天地で得点を量産し、逆転でのカタール行きを狙う。