G大阪に新加入の鈴木武蔵 「日本ではい上がっていこうと思った」W杯日本代表へ逆転選出狙う

11月21日開幕のW杯カタール大会で日本代表入りを狙うストライカーが新たな舞台で飛躍を期す。1日、ベルギー1部ベールスホットからG大阪へ加入した元日本代表FW鈴木武蔵(28)が記者会見し、新天地に懸ける思いを語った。

鹿島からベルギー1部セルクル・ブリュージュへ完全移籍した日本代表FW上田綺世(23)と入れ替わるようにベルギーから日本に復帰したFW鈴木は、G大阪経由カタールW杯行きを目標に定めた。この日からチームに合流し、午後には移籍会見。ベルギー1部シントトロイデンからもオファーが届く中、「W杯や家族のことを考えて、日本ではい上がっていこうと思った。同世代も(代表で)活躍している。滑り込みたい」とバックアップメンバーから本大会メンバー入りを果たした16年リオ五輪の再現に意気込んだ。

ベルギーリーグでは通算51試合7得点。自身よりも大きい1メートル90を超える外国人DFを相手に、駆け引きで勝負するのではなく真正面からフィジカル勝負を挑んだ。「球際での戦いはタフになった。アバウトにクリアされたボールを収めるのも自信が付いた」。元々のスピードや空中戦に加え、身に付けた強さ。そして出場が可能になる16日のC大阪戦以降13試合で「10得点取りたい」と具体的な数字を挙げた。

日本代表には20年11月以降は招集されていないが、1トップは定まっていない。ベルギーで培った経験を生かし、逆転選出を狙う。

https://www.sponichi.co.jp/

Share Button