シャルケ、メディカル完了のセルティックDFジュリアンの獲得が破談か
シャルケが獲得に迫っていたとされるセルティックのフランス人DFクリストファー・ジュリアン(29)だが、交渉は破断に終わったようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。
シャルケは日本代表DF板倉滉の買い取りオプション行使見送りに加え、ミランなど複数クラブが獲得を狙うU-21ドイツ代表DFマリック・チャウに流出の可能性があり、今夏のセンターバック補強が急務となっている。
一部報道では、すでに個人間、クラブ間で交渉は完了しており、ジュリアンもメディカルチェックも完了していると報じられたが、『キッカー』によれば買い取りオプション付きでのレンタル移籍を目指したシャルケとセルティックのクラブ間交渉が決裂したとのことだ。
オセールの下部組織出身のジュリアンは、2012年8月にトップチームデビューを飾ると、翌年にフライブルクへ完全移籍。しかし、フライブルクでは出場機会を確保できず、ディジョンへのレンタル移籍を経て、2016年6月にトゥールズへ完全移籍。
トゥールズでは、加入初年度から守備の要としてレギュラーを獲得すると、在籍3年間で公式戦108試合に出場し8ゴール4アシストをマーク。日本代表DF昌子源(ガンバ大阪)ともセンターバックでコンビを組んでいた。
2019年に加入したセルティックでは公式戦62試合に出場し、10ゴール4アシストを記録。ただ、2020年12月末にヒザに重傷を負った影響で、今シーズンはカップ戦1試合の出場に留まっていた。