ベルギーを経験した鈴木武蔵がガンバ大阪へ加入 186cmのサイズを持つ長身FWは得点量産で代表復帰となるか

後半戦のG大阪には注目だ

大分トリニータを率いていた片野坂知宏を指揮官に向かえ新体制のスタートを切ったガンバ大阪宇佐美貴史ら主力の怪我もあって勢いには乗れておらず、18節終了時で5勝5分8敗12位と思うような成績は残せていない。

そんなガンバ大阪だが、この夏は積極的な補強に動いているようで、その第1弾としてFW鈴木武蔵の獲得が発表された。

アルビレックス新潟やV・ファーレン長崎、コンサドーレ札幌でプレイしたストライカーで、札幌時代には32試合で13ゴールと得点力を見せている。ベルギーでの初年度は6ゴール1アシストとまずまずな数字を残したが、2季目は25試合で1ゴールと得点を奪えない時期が続き、チームは最下位で降格することとなってしまった。

鈴木の強みは迫力あるドリブルとタイミングのいい裏への抜け出しだ。チャンスと見れば積極的にシュートを打つ姿勢も魅力的であり、20-21シーズンでは欧州初年度ながら6ゴールと結果を残している。186cmの長身も彼の武器であり、前線のターゲットマンとしての活躍が期待できる。

ガンバ大阪では前線1トップやシャドーでの起用が予想される。札幌時代にはシャドーで使われる機会もあり、前線で重宝される存在になるだろう。現チームではFWの得点力不足に悩まされており、チーム内得点王は中盤のダワンの3ゴールだ。18試合で20ゴールと同じく中位のチームと比べればゴール数は多い部類であり、前線で得点源となれる選手が現れればトップハーフに上がることも十分に可能だといえる。

札幌以来となるJリーグ復帰となった鈴木。SNS上では「ガンバに必要な存在」と活躍を期待する声が多く挙がっており、得点を量産すれば代表復帰も視野に入ってくる。そのためにもまずはゴールであり、デビュー戦に注目だ。

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