プロ初ゴールでG大阪の4連敗をストップ 18歳の一発がチームに勢いを与える
坂本一彩の得点でG大阪が勝利
J1第15節でガンバ大阪はサンフレッチェ広島と対戦した。前半に2ゴールを決めたG大阪が2-0と勝利して4連敗をストップする。この試合でチームの2点目を決めたFW坂本一彩は、華麗なターンからプロ初ゴールを奪ってみせた。
1点をリードしたG大阪は39分、こぼれ球を拾った味方がつなぎペナルティエリア外から石毛秀樹がシュートを放つと相手DFに直撃。そのボールにすかさず反応すると、素早く切り返してゴール方向を向き、冷静にゴールネットを揺らした。
4連勝中の広島に対して欲しかった先制点を奪い、勢いに乗って追加点まで決めることに成功したG大阪。2トップの一角に入って相手の隙を見逃さなかった男は、チームを勝利へとグッと引き寄せるゴールを奪って、チームの悪い流れを変える力となった。
昨季までガンバ大阪ユースでプレイし、今季からトップチームへ昇格した坂本。2020年にはG大阪U-23でJ3を戦い3ゴールを奪った若きストライカーが、トップでも自身の技術力の高さを証明した。今節に見せた華麗なターンからのゴールは、今後も坂本に自信をつけさせるゴールとなっているだろう。G大阪の快進撃に期待したい。