G大阪、連敗4でストップ 18歳坂本弾などで4位広島に快勝「ほっとしています」
明治安田J1第15節最終日(29日、G大阪2ー0広島、パナスタ)G大阪がリーグ戦の連敗を4で止め、降格圏を脱出した。
前半36分、時間をかけたボール保持から右クロスのこぼれ球をDF黒川が左足で押し込み先制。その3分後、中央の崩しからFW坂本が右足シュートを沈めた。今季下部組織から昇格した18歳の坂本は、これがJ1初ゴール。若い力が最前線で輝き、前半で2点をリード。後半も危なげなく逃げ切った。坂本は「チャンスをもらった中でなかなか決められなかった。うれしさとほっとした気持ちでいます。試合に入る前に、監督に『お前ならできる』と声をかけてもらっていたので、気持ちよくできた」と喜んだ。
5月21日の大阪ダービーでの敗戦を皮切りに、リーグ戦では約1カ月勝利から遠ざかったG大阪。5連敗となれば1998年以来実に24年ぶりの屈辱だったが、会心の勝利で12位に浮上した。