G大阪FWパトリックが天皇杯で圧巻の2得点 7年目のエースは今季も活躍なるか

昨季は13ゴールを決めた

ガンバ大阪は天皇杯3回戦で、J2の大分トリニータと対戦。1点をリードされる展開となったが、後半一挙3ゴールで逆転して3-1と勝利して次のラウンドへと駒を進めた。2得点を決めたパトリックは自身の一番の持ち味を発揮してゴールを奪っている。

1点先制された大分は、後半開始早々に山見大登の得点で同点に追いつく。すると66分、左サイドから攻め込むと、福岡将太が相手を抜き切らずにクロスを入れる。中央で待っていた途中出場のパトリックが守備陣の上から頭で合わせてゴールネットを揺らし、チームを逆転へと導いた。

自らのストロングポイントである強烈なヘディングを得点へとつなげ、G大阪の勝利に貢献。福岡が上げた精度の高いクロスは、パトリックへの絶好のボールとなり、同選手の自信を窺わせるシュートだった。

終了間際にはPKを決めて2得点の活躍を見せたパトリック。2014年に加入してJ1優勝にも貢献したストライカーは、今季で加入7年目となる。昨季もJ1で13ゴールを決め、34歳となった現在もチームの得点源として大きな存在感を見せたものの、今季J1ではここまで1ゴールのみ。天皇杯での活躍がパトリックを復調させるきっかけとなるだろうか。

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