日本代表・冨安健洋がこの合宿初の全メニュー消化 チュニジア戦で実戦復帰の可能性も
サッカー日本代表は11日、キリン杯・チュニジア戦(14日、パナスタ)に向けて大阪入りし、練習を実施。DF冨安健洋(23)=アーセナル=がこの合宿で初めて練習全メニューを消化した。
ガーナ戦の控え組を中心に行われたこの日の練習では、中央突破を意識したシュート練習や5対5のミニゲームに参加。冨安はミニゲーム時に左足シュートで得点を奪うなど、軽快にトレーニングをこなした。5月中旬のリーグ戦で右太もも裏を負傷し、ここまで行われた強化試合3試合は欠場。段階を踏んだ調整が続いていたが、チュニジア戦で実戦復帰の可能性が生まれた。
MF久保、FW堂安らガーナ戦の主戦はランニングとストレッチで約20分汗を流し、リカバリーのメニューを消化。ガーナ戦で左足を踏まれたFW上田と背中を踏まれたFW伊東はホテルで静養した。また、この日はG大阪の片野坂知宏監督がコーチ陣とともに「チーム片野坂」で練習を訪れた。森保監督と片野坂監督はJ1広島時代に監督とコーチの関係で、練習の前後で言葉を交わした。