サッカー・PSGが7月日本ツアー開催発表 7・20川崎、7・23浦和、7・25G大阪と対戦

サッカーのフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は26日、東京都内で記者会見を開き、7月に日本ツアーを行うと発表した。

7月20日午後7時30分から東京・国立競技場で川崎、同23日午後7時から埼玉スタジアムで浦和、同25日午後7時からにパナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦する予定。川崎戦はTBS系列で全国放送される。また、東京・秩父宮ラグビー場と大阪・J-Green堺での練習を一般公開する予定となっている。

PSGは1970年に創立され、パリに本拠地を置く。フランス1部で最多タイとなる10度の優勝を誇る名門で、歴代最多7度のバロンドールを受賞したアルゼンチン代表FWメッシ(34)やブラジル代表FWネイマール(30)ら世界最高クラスの選手が所属する。21日には、去就が世界的な注目を集めていたフランス代表FWエムバペ(23)の残留が決まったばかりだった。

メッシは「私は既に数回、日本を訪れたことがありますが、前回の訪問からしばらく経っています。しかし、毎回行くたびに、いつも素晴らしい経験をさせていただいています。今回もきっと地元のファンと交流できる素晴らしい機会となるものとワクワクしています。日本へ行くのが待ち遠しいですし、来シーズンに向けて調整するためにも、すごくいいチャンスになると思っています」とコメント。

エムバペは「今回、素晴らしい国へ行ってサッカーができることを、私自身、とても幸運だと思っています。チームのみんなも同感ですし、サッカーを愛し、サッカーに精通している多くの日本のファンの方々に会う絶好の機会になると確信しています」とコメントを寄せた。

PSGの来日期間には、日本代表が国内組のみで参加する東アジアE-1選手権(7月19~27日)が開催されるため、J1は7月18~29日まで中断する。

◆パリ・サンジェルマン 1970年にパリFCとスタッド・サンジェルマンが合併して創設された。2011年にカタール投資庁の子会社カタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が筆頭株主となり、豊富な資金で大型補強を繰り返している。リーグ優勝10度、カップ戦優勝13度を誇る。監督はマウリシオ・ポチェッティーノ氏。本拠地はパルク・デ・プランス。

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