事前に注意喚起も…“大阪ダービー”でG大阪サポーターが違反行為、無期限の入場禁止処分
ガンバ大阪は24日、同クラブのサポーターならびにサポーターグループによる違反行為に関する処分について、クラブ公式サイトで発表した。
G大阪は今月21日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節で、セレッソ大阪と『ヨドコウ桜スタジアム』にて対戦。安心・安全な試合運営を実施する為、両クラブは事前に「フェアでクリーンな大阪ダービー開催に向けて」という声明文を出し、サポーターに観戦ルールの遵守を呼びかけていた。
しかし、C大阪が3-1の逆転勝利を収めた試合では、G大阪のサポーターならびにサポーターグループによる重大な観戦ルール違反行為が認められた。G大阪はJリーグで定める統一基準に照らし合わせて、違反者への処分を決定し、通告を行った。
違反行為と処分内容は以下のとおり。
■事案1
【違反行為】
・危険行為(スタンド内投げ込み及びフィールドへの投げ込み行為)
・試合運営妨害
【処分内容】
観戦ルール違反行為を行った2名に対して無期限入場禁止(2022/5/25~)
※ガンバ大阪のアウェイゲームを含む
■事案2
【違反行為】
・威嚇行為
・侮辱的行為
・試合運営妨害
【処分内容】
観戦ルール違反行為を行った当該サポーターグループに所属するメンバー全員に対して無期限入場禁止(2022/5/25~)
※ガンバ大阪のアウェイゲームを含む
G大阪は今回の違反行為を受け、「ガンバ大阪として『安心・安全な試合運営』のため、セキュリティ体制の強化や観戦ルールの周知をより徹底してまいります」と再発防止策を掲げている。また、ファン・サポーターに向けては、「観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、定められた観戦ルールを遵守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。※アウェイゲームにつきましては、ホームクラブの定める観戦ルールに従って頂きますようお願い申し上げます」と改めて注意喚起を行なっている。