G大阪、鹿島に完敗 それでもユース所属FW南野遥海&DF桑原陸人がトップチーム初先発で躍動

◆YBCルヴァン杯 ▽1次リーグA組第6節 G大阪1―3鹿島(18日・パナスタ)

G大阪は若手の積極起用も鹿島に1―3と敗北し、ルヴァン杯は1勝2分け3敗のA組3位で終えた。すでに1次リーグ敗退は前節に決まり、さらに新型コロナ陽性の7人が離脱している中で、この日はユース所属のFW南野遥海、MF桑原陸人がトップチーム初先発。しかし鹿島に3点を奪われ、セットプレーからDF三浦のヘッドで1点を返すのが精いっぱいだった。

2トップの一角として先発し、攻守にハードワークをみせた南野は、前半29分に左足でシュートもはなったが惜しくも枠外に。「あそこで決めきるか決めないかが選手の価値だと思うので、ああいうのを決めきりたいと思います。個人的には(鹿島DF)関川選手のタックルを受けてしまって、いいプレーを出せなくて。試合終わった後にダメだったなと反省しています」と話した。

またユースではセンターバックや3バックの右、右サイドバックを務める桑原は、4―4―2の右MFで出場。「もっと攻撃参加や、クロスに入っていく回数を増やしたかった。初めてプロの舞台に立って、プレー強度やパススピードにも慣れないといけないし、慣れた中で違いを出せる選手にならないと」と振り返った。

片野坂知宏監督は、コロナの陽性者が出た中で急きょトップチームに呼び寄せた南野、桑原について「ふたりは非常に良かったと思います。合わせる時間はない中で、あれだけハードに戦ってくれたことはよかったし、彼らの今持っている最大値を出してくれた」と評価。敗戦の中で、若手が可能性を示したことを収穫に一つに挙げていた。

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