ゴール欠乏症のG大阪、イニエスタ復帰もある神戸打倒へ 片野坂監督「まずは得点」
G大阪は7日、神戸戦(8日・パナスタ)に向けて片野坂知宏監督らが取材に応じた。リーグ戦は5戦勝利がなく、3試合連続ノーゴールと攻撃面で停滞が続く。神戸戦で無得点となれば、昨季の4試合連続に並ぶクラブワースト記録に。指揮官は「まずは得点を。そのために何が必要か、勝つためになにが必要か、(練習で)共有してきました」とした。
神戸はリーグ戦で現在最下位。しかし、ACLの1次リーグを2勝2敗で突破と復調の兆しを見せ、負傷でACLは欠場したMFイニエスタも復帰の可能性がある。「ロティーナ(監督)さんもいろんな策を持っている方。メンバー含めてわかりづらい。相手がやってきたことに関し、柔軟に対応する」と片野坂監督。ゴール欠乏症への特効薬はないが、相手の出方を見極めた上で、積極的な攻撃姿勢を示すつもりだ。
G大阪は今季も第9節時点で最下位の湘南に敗れ、5年連続で最下位クラブに敗れるという嫌なデータもある。MF福田は「(神戸は)何であの順位にいるのかわからない。強い、というイメージ。球際の部分で上回りたい」。互いに勝利に飢えた状況で迎える一戦。まずは1対1の“局地戦”を制し、ゴールと勝利の可能性を高めるつもりだ。