G大阪、リーグ3試合連続無得点でドロー…クラブワーストへ「1」GK一森ビッグセーブ連発も
◇明治安田生命J1リーグ第11節 G大阪0-0札幌(2022年5月4日 パナスタ)
G大阪はホームで札幌とスコアレスドローに終わった。札幌FWガブリエル・シャビエルのPKストップやMF青木亮太との1対1ピンチを救うなど、GK一森純(30)がスーパーセーブを連発。守備陣は奮闘したがリーグ3試合連続無得点で、昨年作ってしまったクラブワースト記録の4試合連続ノーゴールまで「1」に迫った。
アカデミー出身のMF中村仁郎(18)がプロ入り初のJ1スタメン。攻撃の活性化が期待されたが、チーム全体としてボールを奪った後のスピードが上がらなかった。片野坂監督はハーフタイムに「攻撃は大胆にやりきろう。攻守の切り替えは止まらない。コミュニケーションを取っていこう」と指示。選手を入れ替えた後半45分間はダイレクトプレーが増えてFWパトリックやDF柳澤亘、MFウェリントン・シウバらが決定的なチャンスを得た。ただネットを揺らすことだけができなかった。
リーグ5試合連続勝ち星なし。次戦・神戸(8日、パナスタ)との“阪神ダービー”で得点力欠乏症脱却への糸口をつかみたい。