【J1注目プレビュー|第11節:G大阪vs札幌】3試合ノーゴールと3試合クリーンシート、勝ち点3はどちらに?
【明治安田生命J1リーグ第11節】
2022年5月4日(水)
14:00キックオフ
ガンバ大阪(16位/10pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(11位/13pt)
◆深刻な攻撃陣の燻り【ガンバ大阪】
前節はJリーグ史上初となる新国立競技場でのFC東京戦。ド派手な演出で、多くの注目を集めた試合だったが、2-0で完敗を喫した。
苦しい戦いが続いているG大阪だが、直近の公式戦3試合はノーゴールと大きくブレーキ。悪いながらにもゴールを奪えていたチームが、3戦不発。リーグ戦もノーゴールで連敗と窮地に立たされている。
特に問題なのは決定機の少なさ。トップの守備力を補うメンバーを配置するも、攻撃の迫力は不足。アタッカー陣を並べて攻撃力を増した後半の方が善戦していた。片野坂知宏監督のプランニングはあるものの、勝ち点3を拾わなければいけない状況に突入しつつある。
どのようなアイデアで堅守の札幌を崩すのか。FC東京戦で流れを生み出していた中村仁郎を起用するなど、起爆剤となる選手の登場に期待が懸かる。
★予想スタメン[4-4-2]
GK:一森純
DF:高尾瑠、三浦弦太、クォン・ギョンウォン、黒川圭介
MF:小野瀬康介、齊藤未月、ダワン、山見大登
FW:中村仁郎、パトリック
監督:片野坂知宏
◆マンツーマンで相手を封じ込めるか【北海道コンサドーレ札幌】
前節はホームに湘南ベルマーレを迎えての一戦。菅大輝のスーパーミドルを守り切り、1-0で勝利。今季のホーム初勝利を手にした。
リーグ戦初勝利から3戦で2勝と徐々に結果が伴うように。その大きな要因は、リーグ戦3試合連続クリーンシートの守備陣と言える。
特にマンツーマンディフェンスが機能。湘南戦は決定機を作られることもあったが、タイトな守備で湘南らしさを封じた。
ポゼッションスタイルのG大阪に対してもこの守備は有効。マンツーマンディフェンスからのカウンターで押し切ることができるかに注目だ。
さらには復帰した福森晃斗の左足も輝きは失っていない。セットプレーを含め、攻撃的なスタイルを貫いて、アウェイの地でも勝ち点3を掴みにいく。
★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:菅野孝憲
DF:田中駿汰、宮澤裕樹、福森晃斗
MF:ルーカス・フェルナンデス、荒野拓馬、高嶺朋樹、菅大輝
MF:金子拓郎、駒井善成
FW:ガブリエル・シャビエル
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ