3試合連続無得点のG大阪 片野坂知宏監督がレアンドロ・ペレイラに期待「具体的な結果を」
G大阪の片野坂知宏監督が3日、札幌戦(4日・パナスタ)を前に取材に応じ、得点源の出現を期待した。公式戦3試合連続ノーゴールと得点力に課題を抱えるチームに対し「アイデア、戦術に加え、個人としてのエースや得点源が出てきてほしい、というものもあります」と語り、FW陣に期待を寄せた。
中でも注目は、4月29日のFC東京戦でリーグ戦6試合ぶりに先発起用されたFWレアンドロ・ペレイラだ。今季途中出場から2得点は挙げているが、先発出場からのゴールはなし。20年には広島で15ゴールを挙げたストライカーに対し、指揮官は「得点と言う具体的な結果を出してほしい」と話した。
FC東京戦では、チャンスに絡みながらも決めきれなかったレアンドロ・ペレイラもこの日取材対応。得点力不足に陥ったチームの改善点を「唯一言えるのは、チャンスの数を増やしてそれを決めきること」と表現した。片野坂監督からは、守備での貢献も期待されており「特別なことは言われていないが、守備のマークの仕方とかは言われている」と明かした。FW宇佐美が長期離脱の中、得点源として期待がかかるブラジル人ストライカーが、不名誉な無得点試合を止めにかかる。