G大阪が今季初の公開練習 MF齊藤未月「見に来てくれた方がいい」

J1G大阪は20日、大阪・吹田市の万博グラウンドで公開練習を今季初めて実施した。ファンクラブメンバーから抽選で選ばれた約30人がトレーニングを見守った。 練習の冒頭で選手がサポーターの前に近寄り、選手会長のDF昌子源(29)が代表であいさつ。昌子は練習終了後も「ありがとうございました」と頭を下げた。

この日はオフ明けの練習初日で、ランニングや対面パスなどの調整メニューに加え、後方からのビルドアップを意識した9対8のボール回しなどを実施。パスを回す場面では、片野坂監督がボールが外に出るたびに指導を挟むなど、積極的な意識づけが行われた。23日のルヴァン杯・C大阪戦まで準備期間が3日間ということもあり、指揮官は「ボールの動かしを意識して、いつも(試合まで4日間の準備期間がある場合)はもう少し短い時間、高い強度でという感じですが、きょうは今までのトレーニングとは違う刺激でやりました」と説明。直近の試合の反省点なども盛り込まれた練習内容となった。

昨年11月以来となる練習公開を終え、取材対応したMF齊藤未月は「サポーターが見に来てくれた方がいい。声出しやファン対応もはやく解除されてほしいと思うし、そういうところはチーム力が問われる場所で、ガンバの良さでもあると思う」とさらなるサポーターとの交流を待ち望んだ。次戦は自身にとって初めての大阪ダービー。「こっち(大阪)に来てダービーの大事さを感じ取れた。絶対に勝たないといけない」と力を込めた。

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