G大阪・片野坂監督 復帰目指すGK東口の5月中の合流に期待 今季初公開練習
J1G大阪の片野坂知宏監督(51)が19日、右膝内側半月板損傷の手術を行い、戦線離脱中の元日本代表GK東口順昭(35)が早ければ5月中旬にもチーム練習に合流する可能性を示した。この日、今季初の公開練習を報道陣と、ファンクラブのプレミアムメンバーから抽選で選ばれた約30人の前で開催。練習後に片野坂監督らが取材に応じた。
東口は今季開幕から離脱し、続けてきたJ1連続試合フルタイム出場も109試合でストップした。3月15日に手術を行ったことを公表したが、全治などは明らかにされていない。
この日は東口もグラウンドに姿を見せ、ジョギングやボールを使ったトレーニングなど復帰に向け、別メニューで調整。片野坂監督は「ずっとゴール前で体張って活躍してきた選手なので一日も早く戻ってきてほしい」と守護神の復帰を心待ちにする。先週からグラウンドでのメニューをこなすようになったといい「5月に入って中旬か下旬か分からないですけど、それぐらいに早ければ合流できればいいと思います」と見通しを語った。
また、公開練習では主将のMF倉田、MF山本、DF福岡が不在。指揮官は3人について状態を説明した。倉田は17日の湘南戦で足の状態が思わしくなく当日に出場を回避。山本は湘南戦で負傷、福岡は練習中に負傷したというが「長期になるようなけがではないと思う」と重傷ではないことを強調した。