G大阪今野「必死に食らいついて」後輩米倉にエール 日刊スポーツ 10月14日(水)20時1分配信

G大阪の元日本代表MF今野泰幸(32)が、同僚の日本代表DF米倉恒貴(27)へエールを送った。14日、浦和戦(17日、万博)に向けて万博練習場で 公開練習に臨んだ。前日13日の親善試合イラン戦で米倉がフル出場。所属のG大阪では右サイドバック(SB)を務めるが、慣れない左SBをこなした後輩に 「代表で生き残っていくには言い訳はできない。ヨネ(米倉)は力持っているから必死に食らいついて欲しい」と背中を押した。

今野自身ももともとボランチの選手でありながら、当時の日本代表ザッケローニ監督のもとセンターバック(CB)で起用された経験がある。昨年のW杯ブラジ ル大会でもCBとしてギリシャ戦、コロンビア戦とピッチに立った。「監督の要求に応えられなければアウト。代表はそういう場所だから」。誰よりも米倉の気 持ちが分かるからこそ、壁を乗り越えて欲しいと願っていた。

この日、今野は紅白戦でCBを務めた。11日ナビスコ杯新潟戦で腰を打撲したが「大丈夫」と強調。残り4試合で首位広島とは勝ち点6差。年間でもチャン ピオンシップ圏内の3位東京と勝ち点5差だ。次節は年間首位の浦和とのホーム戦。しかし、攻撃の中心FWパトリック(27)とMF倉田秋(26)が累積警 告で出場停止と底力が試される。「負けたらアウトの勝ち点差なので。優勝、年間3位以内どちらを目指すにしても、追い込まれている。総力戦で戦っていきた い」と意気込んだ。

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