湘南9戦目で今季初勝利 終了間際DF山本が執念ヘッド 開幕10戦未勝利の神戸が最下位転落

「明治安田生命J1、G大阪0-1湘南」(17日、パナソニックスタジアム吹田)

11位のG大阪は終了間際に湘南DF山本脩斗(36)にゴールを許し、リーグ戦4試合ぶりの敗戦となった。湘南は開幕9戦目で今季初勝利。最下位を脱出した。4分け6敗の開幕10戦未勝利の神戸が18チームで唯一勝ち星なしとなり、最下位に転落した。

近況公式戦4戦負けなしと片野坂知宏監督の掲げるアグレッシブなサッカーが浸透してきたG大阪。この試合ではリーグ戦初出場の韓国代表DF権敬源が左センターバックに入り、右に昌子源、中央に三浦弦太が入る3バックで臨んだ。

後半も得点のないまま進んだロスタイム直前。湘南MF石原の右からのクロスに山本が飛び込み、ヘッドで決勝点を決めた。執念のゴールを決めた山本はクリアしようとした三浦と頭部を激しく激突。そのまま担架で運ばれて交代となった。

片野坂監督がG大阪のコーチだった07年から3年間、選手として接してきた湘南の山口智監督との師弟対決。湘南が敵地で執念の今季初勝利をもぎとった。

https://www.daily.co.jp/

Share Button