大卒2年目DF佐藤瑶大がプロ初ゴール含む2点演出! G大阪がルヴァン杯初白星でGL突破へ望みつなぐ
[4.13 ルヴァン杯第4節 G大阪2-0大分 パナスタ]
ルヴァン杯は13日、第4節を各地で行い、ガンバ大阪が大分トリニータに2-0で勝利した。G大阪は今大会4試合目で待望の初白星。グループリーグ突破に望みをつないだ。対する大分はいまだ未勝利が続いている。
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ホームのG大阪は1分2敗の勝ち点1でグループリーグ突破に向けて崖っぷちの状況。J1リーグ戦ではなかなか先発の機会がないMF山本悠樹、MF福田湧矢、MF奥野耕平らが先発し、新加入のDFクォン・ギョンウォンは加入後初出場を果たした。対する大分はJ2からの参戦で2分1敗と健闘中。新加入のMFエドゥアルド・ネットが加入後初先発となった。
試合は前半15分に動いた。G大阪はDF佐藤瑶大が大分の最終ライン裏にロングボールを狙うと、戻りながらの処理となった大分DF小出悠太が痛恨のクリアミス。DF藤春廣輝が抜け目なくボールを拾い、左足を振り抜くと、GK吉田舜に当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。近年は負傷に苦しんだ藤春は2019年10月4日のJ1第28節札幌戦以来の得点となった。
その後も主導権を握ったのはホームのG大阪。前半18分、クォンの縦パスを藤春がフリックし、福田が左サイドを抜け出すと、鋭いクロスボールに18歳のFW坂本一彩が反応。ところがシュートは相手にブロックされると、セカンドボールを拾ったMF石毛秀樹のヘッドも枠を外れた。さらに同アディショナルタイム、クォンのロングスルーパスに抜け出した石毛がループで狙ったが、これも左に外れ、1点のリードでハーフタイムを迎えた。
それでも後半13分、G大阪が追加点を奪った。敵陣右サイドからのFKを山本が鋭い軌道でファーサイドに送り込むと、大外から佐藤が反応。途中出場のMF松本怜に競り勝ちながら強烈なヘディングシュートを突き刺した。明治大出身2年目の佐藤はこれがプロ初ゴール。先制点をもたらしたロングフィードに続き、今度は自身のフィニッシュで得点を導いた。
その後は大分が選手交代を行いながらややペースを掴むも、G大阪は後半22分、途中出場のFWレアンドロ・ペレイラがGK吉田舜の背後を狙ったロングシュート。わずかに右へと外れたが、良い狙いだった。同27分には左での崩しから山本がゴール前に飛び出し、惜しいシュートを放った。
その後も危なげなく試合を進めたG大阪が2-0で勝利。首位のC大阪が勝ち点9、2位の鹿島が勝ち点7となっており、勝ち点4のG大阪はグループリーグ突破の可能性を大きく残した。