加入即負傷離脱の井手口陽介、ポステコグルー監督は変わらず高く評価「重要な選手になることは間違いない」
セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が、MF井手口陽介について言及した。イギリス『デイリー・レコード』が伝えた。
今年1月、FW前田大然、MF旗手怜央とともにセルティックに加入した井手口。ガンバ大阪から自身2度目の海外挑戦の場としてセルティックを選択した。
その井手口は1月17日のハイバーニアン戦で途中出場。続くスコティッシュ・カップ4回戦のアロア・アスレティック戦で先発出場するも、試合中に負傷。ヒザを痛めて離脱してしまった。
現在は復帰を果たしたものの、リーグ戦ではわずか3分の出場に。なかなか出場機会が得られない状況となっている。
ポステコグルー監督も望んで獲得した井手口。前田や旗手のような起用をされないものの、しっかりと高く評価しているとのこと。ケガをしたことが影響していると言い、今すぐ成果を出すことを期待して獲得したわけではないと強調。ただ、その勤勉さを称賛した。
「彼は体調を整えた矢先にケガをしたという点で、おそらく最も不運だったと言えるだろう。私が彼をより試合に出してあげられなかったことは、彼にとって少し不満だったようだ」
「しかし、全ての選手と同様に、私は最初の6カ月間のために彼を購入したわけではない」
「彼らは今後3、4年はここにいるだろうし、その間に彼が我々にとって重要な選手になることは間違いないだろう」
「彼はチームワークを重視するタイプで、プレーしていない時でもトレーニングに参加しているのを見ていると、最もハードワークをしており、それがみんなのレベルを上げていると感じる」
「彼は自分が何に取り組んでいるのかを理解しているので、本当に上手く適応し、家族として彼らは決断した。これは彼らが将来を見る場所であり、私はそれら全てが役になっていると思う」