右アキレス腱断裂のG大阪・宇佐美 11月開催のW杯カタール大会出場は絶望的
G大阪は8日、元日本代表FW宇佐美貴史(29)が右アキレス腱を断裂し、7日に手術を受けたと発表した。6日のリーグ・川崎F戦(パナスタ)で接触のない場面で負傷。自ら交代を申し出て、担架で運ばれた。
クラブ方針で全治は未公表ながら、通常は完治までに6カ月以上を要する大ケガ。今季リーグ戦3試合全てに先発した宇佐美も同様の期間の離脱を強いられることが決定的で、戦列復帰は早くても秋ごろになる。片野坂監督は「日本代表に入ってほしいし、W杯にも行ってほしい」と19年3月以来の代表復帰を願っていたが、11月に開催されるW杯カタール大会への出場は絶望的となった。
宇佐美は14年2月にも左腓骨(ひこつ)筋腱を脱臼し、約9週間離脱。同年のW杯ブラジル大会のメンバー入りを期待されていたが、選出されなかった。