磐田MF遠藤保仁「目の前の相手に負けたくないという気持ち」古巣G大阪戦へ平常心
J1ジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁(42)が特別な一戦も平常心でピッチに立つ。12日はホームでG大阪と対戦する。
8日は試合が行われるヤマハスタジアムでの練習に参加。普段と変わらない調整で汗を流した。G大阪には2001年から約20年間在籍。「一緒にやってきた人が多くいる」と対戦を心待ちにしながらも、磐田の一員として勝利のためにプレーする構えを示した。「目の前の相手に負けたくないという気持ちでやるだけ。次も同じようにピッチに入りたい」
遠藤は2020年途中にG大阪から期限付き移籍で加入。昨季は不動のボランチとしてチームのJ1昇格に貢献した。完全移籍となった今季は正真正銘、「磐田の遠藤」になった。チームは前節京都戦で今季初勝利。「ここから勢いに乗っていければ」と連勝だけを見据えている。
チームの成熟度も「開幕の時よりよくなっている」と手応えを口にした。「もっとやっていけば勝つ試合が多くなってくると思う」と遠藤。古巣戦もチームが成長するための1試合と位置付け、攻撃のタクトを振る。