G大阪MF山本 529日ぶりのJ1弾「うまく流し込めた」 離脱濃厚な宇佐美の穴埋めに期待

◇明治安田生命J1第3節 G大阪2-2川崎F(2022年3月6日 パナスタ)

今季リーグ初スタメンのG大阪MF山本悠樹(24)が、20年9月23日・名古屋戦以来529日ぶりのJ1ゴールを挙げた。前半34分、ゴール前にこぼれてきたボールを右足ボレー。「こぼれ球がきそうだなと思っていた。コースが空いていたのでボールをふかさないことを意識して、体を倒して打ちました。上手く流し込めた」。貴重な先制点となった。

主戦場はボランチだが、この日は攻撃的MFでスタメン。「空いたスペースに入り込んで相手が釣られれば宇佐美選手がフリーになるし、(川崎Fの右サイドバック)山根選手が食い付けば(G大阪の左サイドバック)黒川のスペースが空く。相手が捕まえづらいポジショニングは意識した」。攻撃を活性化させた。

「サッカーの楽しさを思い出した」という今季はルヴァン杯C大阪戦で1得点。リーグ浦和戦でも得点に絡んだ。リーグ開幕・鹿島戦はベンチ外だったが徐々に序列アップ。宇佐美が長期離脱の可能性が高い中、山本に掛かる期待は大きい。

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