G大阪・片野坂知宏監督、6連敗中の川崎戦でホーム初勝利狙う「勝つ難しさはあるが…」 大分時代には2勝
G大阪は5日、ホームの川崎戦(6日・パナスタ)に向けて片野坂知宏監督らが取材に応じた。公式戦6連敗中の王者に対し、指揮官は「プランとしては、早い時間に先制はされたくない。もし先制できれば、少しは気持ちの余裕を持てる。流動的で、攻守にスピードがある相手に対し、全員でスキがないように。攻撃も迫力を持って戦いたい」と話した。
過去6連敗中の川崎戦では、すべての試合で先制点を奪われ、計16失点を喫している。DF三浦も「浦和戦同様、守備の時間も長くなるかもしれない。立ち上がりに失点しないこと。守備は粘り強く、体を張りたい」と話し、まずは川崎の勢いに飲み込まれない守備を強調した。
片野坂監督は大分時代、昨季の天皇杯準決勝(1―1、PK戦の末勝利)、20年のアウェー戦と川崎相手に2勝を挙げている(2勝5敗)。4バックで守備に重点を置いた粘り強い戦いで勝利をつかんだ経験は、この試合でも生かされる。「川崎さんは隙のないチーム。現代サッカーに必要な要素を持ち合わせている。そういうチームに勝つ難しさはあるが、相手をリスペクトし、さまざまな想定をした中でゲームを進めることができれば」と指揮官。ホーム初勝利に向け、王者からの金星を狙っていた。