大分は長沢駿2発も…G大阪が奥野&パトリック弾で2度のリードを追いつき、2-2ドロー
[3.2 ルヴァン杯GL第2節 大分 2-2 G大阪 昭和電ド]
ルヴァン杯は2日、グループリーグ第2節を行った。大分トリニータとガンバ大阪の対戦は、2-2のドローに終わった。
大分は新型コロナウイルス感染者の影響で第1節が中止に。今節が今大会の初戦となった。4-1-2-3の布陣を敷き、GKは初先発の西川幸之介。4バックは右からMF野嶽惇也、DF上夷克典、DF羽田健人、DF香川勇気が並ぶ。アンカーの位置にMF小林裕紀、右インサイドハーフはMF中川寛斗、左はMF梅崎司。前線3枚は右がMF増山朝陽、左はFW宇津元伸弥、中央はFW長沢駿が入った。
開幕節はセレッソ大阪に敗れたG大阪。4-2-3-1の布陣でGK加藤大智、4バックはDF柳澤亘、DF佐藤瑶大、DF福岡将太、DF黒川圭介。ボランチ2枚はMF奥野耕平と初先発のMF齊藤未月を起用。2列目は右にMF石毛秀樹、中央にMF山本悠樹、左にFW山見大登。1トップは初先発のFW坂本一彩となった。
先制は大分。前半11分、中川の右CKを長沢が打点の高いヘディングシュート。ゴールに叩きつけ、先手を取った。だが、G大阪も同43分に同点。敵陣PA内でボールを奪い切り、最後は奥野が決め切った。
だが、前半アディショナルタイムに再び試合が動く。大分は相手のハンドによりPKを獲得。長沢が冷静にシュートを決め切り、勝ち越しに成功。2-1で前半を折り返した。
G大阪はハーフタイムに2枚替え。齊藤と坂本を下げ、MF福田湧矢とFWパトリックが入る。後半14分には黒川と石毛に代え、DF高尾瑠とMF倉田秋が出場する。18分には山見のクロスにパトリックがヘディングシュート。ゴールを決め切り、2-2と試合を振り出しに戻した。
大分は後半24分に梅崎と中川に代え、MF弓場将輝とFW伊佐耕平が入る。33分には増山と宇津元が下がり、MF井上健太とFW屋敷優成が入った。G大阪は37分に山見を下げ、FW中村仁郎が投入された。
両者最後まで決着つかず。2-2のドローに終わり、互いに勝ち点1を分け合った。