パトリック不在のG大阪が敵地で浦和下す!伏兵・福田が決勝弾で初白星
浦和はいまだ勝利なし
明治安田生命J1リーグ第2節が行われ、ともに未勝利の浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。
浦和は江坂任、小泉佳穂が前線に並んだ。明本考浩が出場停止、キャスパー・ユンカーがコロナ陽性などで起用できる選手が少なく、酒井宏樹もベンチ外となった。一方のG大阪はパトリックが出場停止のため、レアンドロ・ペレイラが最前線に。その下に小野瀬康介、宇佐美貴史が入った。
前半は浦和がボールを持つ時間が長くなり、小泉や関根貴大が強烈なシュートでゴールを脅かすなど危険なシーンを作る。切り替えの速さでG大阪にチャンスを与えず、攻め立てたものの、前半はスコアレスで終了する。
後半、G大阪は自陣に守備陣形を敷くだけではなく、前線からプレスを掛ける選択を取り、ゴールへと近づいていく。
66分には浦和が直接FKでチャンス。ゴール左から途中出場の馬渡和彰が狙うが、ゴール右上隅に飛んだシュートはGK石川慧が好セーブでしのいだ。77分には左サイドからの江坂がダイレクトボレーで合わせるも、枠を捉えることはできず。
81分に浦和MF岩尾憲が2枚目のイエローカードで退場となると、G大阪が83分にスコアを動かす。山本悠樹のパスから山見大登はトラップミスするも、それを途中出場の福田湧矢がダイレクトで振り抜く。右足のシュートはDFに当たってゴールへと吸い込まれた。
その後もG大阪が10人の浦和を攻め立てるも、終盤に途中出場の犬飼智也がパワープレーの際に倒されて浦和がPKを獲得。かと思われたが、VARの末にエリア外のファウルとなり、FKで再開される。馬渡が再び狙うも、低いシュートは壁に阻まれる。
アディショナルタイム6分もG大阪がリードを守りきり、1-0と今季初白星。一方の浦和はリーグ戦3試合を戦い、未勝利となっている。