前半は浦和が圧倒的な攻勢に

J１リーグは２月26日、各地で２節の７試合を開催。埼玉スタジアムでは、浦和レッズ対ガンバ大阪の一戦が行なわれ、G大阪が１-０で勝利を収めた。

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ともに今季初勝利を狙う両チームの一戦は、浦和が立ち上がりから主導権を握る。圧倒的なボール支配からゴールに迫るホームチームだが、決め手を欠き、前半はスコアレスで折り返す。

後半に入ると、G大阪も前線からの圧力を強めて押し返すが、浦和の優勢は変わらない。しかし、81分、浦和の岩尾憲がこの日２枚目のイエローカードで退場処分となると、その直後の83分、右サイドから中央へ展開したG大阪は、途中出場の福田湧矢が右足を振り抜く。このシュートが相手DFに当たってコースが変わり、そのまま浦和ゴールに吸い込まれた。劣勢だったアウェーチームが先制する。

終盤の88分にはペナルティエリア手前でのファウルからピンチも迎えたがG大阪だが、最後は守り切り、１-０でタイムアップ。G大阪が敵地で今季初勝利を挙げた。浦和は終始優勢に試合を進めながらもチャンスを活かせず、23日のヴィッセル神戸戦に続き、２試合連続で退場者を出す痛恨の流れで、今季２敗目となった。

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