【ナビスコ杯】G大阪、2連覇に黄信号 終了間際に失点し敗戦 スポーツ報知 10月7日(水)23時7分配信

◆ナビスコ杯 ▽準決勝第1戦 新潟2―1G大阪(7日・デンカビッグスワンスタジアム)

G大阪が試合終了間際の失点で新潟に敗れ、ナビスコ杯2連覇に黄信号がともった。FW宇佐美ら日本代表勢に加え、MF遠藤らも連戦の疲労からベンチ外と 主力8人を欠く中、前半33分にMF大森のゴールで先制。しかし直後に追いつかれ、さらに後半45分、19歳MF井手口が中盤でボールを失い、カウンター から決勝点を献上。U―22日本代表候補でもある井手口は「試合を壊してしまった」とうつむいた。

しかし長谷川健太監督(50)は「まだ第2戦がある。失敗を糧に成長してほしい。きょうは(新潟MF)レオ・シルバと渡り合って、彼らしいプレーをみせ てくれた」と攻守に奮闘した井手口を責めなかった。ボランチでコンビを組んだMF明神も「(井手口)陽介のせいだとは思わない」ときっぱり。若手に敗戦の責任を負わせるような空気は、チームには一切なかった。MF遠藤ら主力の先発復帰も予想される第2戦(11日・万博)に向け、すでに選手たちの気持ちは切 り替わっているようだった。

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