今季もJのベテラン勢が熱い…川崎・家長昭博、G大阪・東口順昭&DF昌子源にも注目
明治安田生命J1リーグが18日、川崎―FC東京(等々力)のカードで開幕する。スポーツ報知では、日本が出場権に王手をかけている11月のカタールW杯に向け、J1サッカー担当12人が“イチオシ”の国内組W杯メンバー候補を投票する「森保監督必見!国内組推しメン総選挙」を実施。1位にはパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(20)=鹿島=が輝いた。全登録選手のデータ、開幕予想布陣、戦力分析など今季のJリーグの見どころをお伝えします。
今季のJ1もベテラン勢が健在だ。昨夏にJリーグに復帰した神戸FW大迫、浦和DF酒井、FC東京DF長友らにとって、今季は久しぶりのシーズン序盤からの“J参戦”となる。カタールW杯に向け、Jリーグで圧倒的な存在感を示したい。
総選挙では、長らく代表から遠ざかる川崎MF家長(9Pポイント)、G大阪GK東口順昭、DF昌子源(ともに8ポイント)らも票を集め、根強い人気を誇った。W杯まで1年を切った現段階においての代表復帰は現実的に厳しいが、“元代表組”のさびない実力と豊富な経験はJリーグを盛り上げるはずだ。
カズことFW三浦知良(現JFL鈴鹿ポイントゲッターズ)がJの舞台を去る中、ともに42歳の札幌MF小野、磐田MF遠藤には「神様」ジーコが持つJ1最年長得点記録(41歳3か月12日)の更新に期待がかかる。血気盛んな若手のプレーも見ものだが、経験と知恵を前面に出した中堅~ベテラン勢の趣あるプレーにも注目だ。(岡島 智哉)
◆ポイント(P)集計方法 J1担当記者12人が1~5位までを選出。投票基準は“予想”ではなく“願望”。1位が5P、2位が4P、3位が3P、4位が2P、5位が1Pとして集計。1月下旬~2月上旬のW杯アジア最終予選・中国戦、サウジアラビア戦の招集選手(大迫勇也、長友佑都、酒井宏樹、権田修一、谷口彰悟、山根視来、中谷進之介)は対象外。