G大阪が公式戦20試合で「堂安シート」を設置、堂安律「1番はガンバ大阪への感謝」
ガンバ大阪は、2022シーズンの公式戦20試合において、クラブOBである日本代表MF堂安律が招待する「堂安シート」の設立を発表した。
堂安は現在オランダのエールディビジのPSVに所属。G大阪のアカデミー出身で、2015年から2017年までトップチームに在籍。その後海を渡りオランダのフローニンヘンやドイツのアルミニア・ビーレフェルトでプレーしている。
この企画は、2020年のG大阪U-23戦で、堂安からの提案で実現した「堂安シート」を背景に、クラブとの繋がりを続けて形にしたいという思いから実現した。
より多くの子供たちにスタジアムに足を運び、サッカーを通して色々なことを体験してほしいという堂安の想い。そして、何よりも堂安自身が、幼い頃に感じたプロサッカー選手と関わることでの興奮や、試合をスタジアムで直接見ることによる感動をより多くの子供たちに感じてほしいという気持ちから実現した。
堂安はこの取り組みに対してコメントしている。
「この取り組みを行う理由はさまざまありますが、まず1番はガンバ大阪への感謝です。僕自身がガンバ大阪から育っていったこと、その印象がヨーロッパでのシーズンを重ねることで薄れてしまうことが嫌で、それを多くの人に知ってほしいと、オフシーズンにガンバ大阪を訪れ話している中でこういったアイデア、ガンバ大阪とのリンクの生み出し方を考えました」
「自分の経験や考えを子供たちに伝えていきたいと、今年4月から僕の地元尼崎市でフットボールスクールを始めることもあり、僕が育った関西の子供たちにプロサッカー選手をより近くで感じてほしい、リアルなものに触れてほしいと思い、これが子供たちにとって素晴らしい機会やキッカケになればと、シーズンを通して「堂安シート」をご用意させてもらいました」
応募対象は、関西在住の小学生(サッカーチーム以外も可)10 名。招待者は小学生以下10 名、保護者・付き添いの方2 名までとなる。
対象の試合は、明治安田生命J1リーグの17試合、YBCルヴァンカップのグループステージ3試合の20試合となる。



