G大阪遠藤らアウェーの洗礼で疲弊、ナビスコ欠場 日刊スポーツ 10月7日(水)8時1分配信

G大阪が大黒柱不在で、今日7日のナビスコ杯・準決勝、新潟との第1戦(アウェー)に臨む。6日は大阪・万博で最終調整後に敵地へ移動。MF遠藤保仁主将 (35)と今野泰幸(32)の元代表コンビに加え、得点源のFWパトリック(27)が遠征に同行しなかった。非公開で行われた練習にも姿を見せず、自宅静養した模様だ。代表合宿に招集されているFW宇佐美ら4選手に加え、大黒柱3人まで欠場することが決定した。

ACL・準決勝、広州恒大との第1戦(9月30日)から中3日でリーグ川崎F戦(4日)、さらに中2日で新潟戦と続く。超過密日程に加えて中国~川崎~ 新潟と全てアウェーだ。そのため、長谷川監督は「今回(新潟に)行くメンツは、久々にフレッシュになる」と苦渋の決断をした。

“中国の洗礼”が尾を引いた。広州恒大戦前日の深夜2~3時、宿舎ホテルに無言電話が鳴り続けた。一部選手の部屋には真夜中に謎の男が現れ、扉を「ド ン! ドン!」とたたき付けては去っていった。遠藤は試合後に嘔吐(おうと)するなど心身とも疲弊。今遠征の回避を決めた模様だ。

遠藤の代役で主将を務める可能性の高いMF倉田は「練習は生き生きとできた。いつも通りやれれば、メンバーが代わっても問題ない」。2連覇へ。底力が求められる。

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