J2仙台DF内田裕斗「SBらしくない自由なプレーが持ち味」…「新鮮力」紹介

ドリブル、左足のキックを武器にするサイドバック(SB)がチームの攻撃を活性化させる。オーバーラップとインナーラップからの攻撃参加が光るDFは、「SBらしくない自由なプレーが持ち味。無失点に抑え、ゴールに絡む事を意識していきたい」と活躍を思い描いている。

G大阪の下部組織から14年にトップチーム昇格。しかし当時3冠を達成したクラブで出場機会はつかめず。「自信をもってプロの世界に飛び込んだが、通用せず、力になれなかった。このままじゃいけないという気持ちが強かった」と悔しいルーキーイヤーを過ごした。

2年目からJ2徳島への期限付き移籍を選び、16年から完全移籍し、19年まで主力として活躍。当時指揮を執ったリカルド監督(現浦和)の下で成長のきっかけをつかんだ。「自分の(攻撃的な)プレースタイルはリカからヒントと助言をもらった。一番強く学べたのはチームみんなで勝つ、同じ方向を向いて目標を目指す事」。戦術、チームワークの大切さを深く学んだ。

20年から移籍したJ1鳥栖では、2年目の昨季リーグ1試合出場にとどまる悔しいシーズンを送った。新天地で再びレギュラーを狙う。「より試合に出たい気持ちが強くなった。勝利のための仕事をしたい」と気合。試合への飢えも力に変えて、飛躍の一年を目指す。

内田 裕斗(うちだ・ゆうと)1995年4月29日、大阪府生まれ。26歳。U―16~U―19の年代別代表。J1・G大阪の下部組織から14年にトップチームに昇格し、15年から19年までJ2徳島でプレー。20、21年はJ1鳥栖で戦った。171センチ、62キロ。利き足は左。主戦場は左サイドバック。ザ・ブルーハーツの曲が好き。

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