ガンバ大阪「片野坂新政権」で期待される18歳・中村仁郎!U-22日本代表で決めた「まるでロッベン」の「カットインからのスーパーゴール」
来季、トップチームへの正式昇格が内定しているガンバ大阪ユースのMF中村仁郎。若くしてプロの世界を経験した18歳には、新指揮官に就任した片野坂知宏監督の下、チームの未来を担うことが期待されている。
■【動画】ロッベン級のスーパーゴール!飛び級でU-22日本代表入りした中村仁郎のカットインシュート
■15歳でプロの世界へ。2020シーズンには堂安律以来5年ぶりとなる高校2年生でのJ1出場!
大阪府茨木市出身の中村は、ジュニアユースからガンバ大阪に所属。ユースに昇格すると、2019~2021年まで3シーズン連続で2種登録された。
すると、U-23チームの一員として、2019シーズンの明治安田生命J3リーグ第17節のセレッソ大阪U-23戦で15歳10カ月の若さでプロデビュー。
さらに、翌年の12月に行われた清水エスパルス戦では、クラブ史上で堂安律以来5年ぶりとなる高校2年生でのJ1デビュー。今年の9月には来シーズンの加入内定が発表されており、逸材レフティへの期待が高まっている。
■憧れはクラブの先輩・堂安律。10月には飛び級でU-22日本代表デビューを果たす!
そんな18歳の憧れは、同じガンバ大阪の先輩である堂安律だという。クラブの公式Youtubeチャンネルでは、「堂安選手を知り始めたのは小学4年生の時で、ジュニアユースでユースの試合に出ているところをお父さんから聞いていた」と語った。
中村はその堂安と同じように左利きで、素早いシザースを多用した切れ味鋭いドリブルを武器に躍動。今年の10月には、AFC U-23アジアカップウズベキスタン2022予選を戦ったU-22日本代表に飛び級で招集され、初戦のU-22カンボジア代表戦で右WGとして途中出場した。
すると73分、右サイドでボールをもらってカットインを開始し、ペナルティエリアに侵入。相手に寄せられながらもシュートを放つと、回転のかかったボールはファーサイドに鋭く突き刺さった。カットインからのシュートが代名詞である元オランダ代表FWのアリエン・ロッベンを彷彿とさせるスーパーゴールでチームに追加点をもたらした。
来季から新体制となるガンバ大阪。果たして期待のホープ・中村仁郎は、今季低迷したチームを復活に導けるだろうか。



