石毛秀樹がG大阪に完全移籍! 清水に感謝綴る「物心ついた頃から“サッカー=エスパルス“」

ガンバ大阪は27日、MF石毛秀樹清水エスパルスから完全移籍加入することを発表した。

世代別の日本代表でスコアラーとして注目を浴びていた石毛は、2012年に清水エスパルスとプロ契約。同年には18歳1カ月の史上最年少でリーグカップのニューヒーロー賞に輝いた。

その後、2017年にはファジアーノ岡山に期限付き移籍。2018年からは清水に復帰したが、出場機会が減少する中で2021シーズンは夏から再び岡山に期限付き移籍していた。今季は明治安田生命J2リーグ14試合に出場して6ゴールを決めている。

G大阪への完全移籍に際し、石毛はクラブ公式サイトを通じて「ガンバ大阪という偉大なクラブの一員となれたことを誇りに思います。ピッチで自分の存在を皆さんに認めてもらえるように精進していきます。タイトルを目指して共に戦いましょう」とコメントした。

また、初めて完全移籍で離れることとなった清水に向けては「5歳の頃ボールを蹴り始めたのがエスパルスサッカースクールでした」と振り返り、以下のように続けた。

「そこからアカデミー時代を経てトップ昇格をし、ファジアーノ岡山への移籍期間を合わせると約19年間在籍させていただきました。物心ついた頃から僕にとって“サッカー=エスパルス“でした。その為、僕の将来の夢はエスパルスの選手になることでした。ずっと憧れ続けたエンブレムを身に纏い、プロとして日本平のピッチに立ったデビュー戦。ガチガチに緊張したあの試合は今でも鮮明に覚えています。あの日から約10年が経過します。良い事、良くない事、本当に色々なことがありました」

そして、お世話になったクラブへの感謝を伝えている。

「ただ僕にとって、エスパルスで過ごした時間の全てが宝物であり財産です。大怪我をした時も常に寄り添い続けてくださったクラブには感謝しかありません。そんな僕にとって思い入れの強いエスパルスを離れるという決断は、容易ではありませんでした。この決断に至った理由は、本当に必要とされる場所でそのチームの為に戦いたい、タイトルを獲りたい、この思いからです。強い覚悟を持ってガンバ大阪へ行きます。今までエスパルスで僕に携わってくれた全ての選手、現場スタッフ、フロントスタッフ、パートナー企業の方々、ファンサポーターの方々、アカデミースタッフの方々、アカデミー時代のチームメイト、皆さんに心から感謝します」

自身の後輩となるアカデミーの若手選手たちに向けても「エスパルスのユニフォームを着てプレー出来ることに常に感謝の気持ちと誇りを持ち続けてください。常に向上心を持って、自分がエスパルスを強くするんだという覚悟を持ってプレーしてください。後輩たちみんなの成功を祈っています」との言葉を発した石毛。

メッセージの最後でも改めて「多くの経験をさせていただき、僕を育ててくれた清水エスパルス。本当にありがとうございました」と感謝を伝えている。

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