「井手口とは何者なのか?」と現地メディアも注目 セルティックに移籍噂の日本代表MF欧州再挑戦の課題
過去にはリーズに所属も
ガンバ大阪の井手口陽介のセルティック移籍が各メディアで噂だ。英紙『Daily Records』でも「井手口とは何者なのか?」というタイトルで記事になるなど注目を集めている。 同メディアではセルティックの指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督がJリーグの選手を獲得しようとしていることを挙げ、そのうえで井手口のキャリアについて紹介。特にリーズ・ユナイテッドに所属した過去を報じている。
リーズへ加入するもイギリスでの労働許可が下りずスペインやドイツでプレイした井手口。同紙はマルセロ・ビエルサ監督の当時のコメントを掲載し「彼はとても懸命に働いた選手で、私は非常に前向きな進化を見た」と高く評価していた。しかし言語問題があったことも話しており「彼は英語やスペイン語を理解していない。彼に試合を分析するときはSkypeを介して日本人の友人に頼んで補っていた」と、言語での大きな壁があったことを報じている。
日本人が欧州で活躍するために大きな課題となるのが言語問題だろう。井手口もSkypeなどで取り組む姿勢を見せていたものの、自身で理解できるようになることが重要だ。その分セルティックであれば、古橋亨梧に加えて他の日本人選手の加入の噂もあるなど、コミュニケーションの部分ではアドバンテージがある。彼らとともに英語を理解することができれば、自身のパフォーマンスにも活かせるはずだ。