横浜FCのFW三浦知良（54）が大阪府内で実施中自主トレも3日目に突入。14日午前のパートにはG大阪のMF井手口陽介らが参加を志願し、大量9人が集結した。例年はグアムや沖縄で実施しているが、今オフは大阪とあって参加希望者が続出。カズも「来る人はレベルが高い人がほとんど。大勢の方がサッカーに近い練習ができる。助かってます」と基本的にはウェルカムの姿勢。連日の大盛況となっている。

翌日の参加希望の多くは午後練習を終えた夕刻から夜にかけて連絡が入るという。「突然、知らない人から連絡が来たり、凄い繋がりで来たり、本当に色々です。最低でも前の日までに言ってくれ、と言ってるんですけどね、井手口君は朝5時くらいに“何時からですか？”って来てましたね」と笑った。

初日は井手口、小野瀬康介、三浦弦太らG大阪勢、この日は京都時代に同じ寮で生活していた斉藤大介氏、かつて横浜FCでともに戦い、今年8月に引退した寺田紳一氏らも参戦した。「昔の仲間とやれるのも自主トレの楽しみ。これだけ良い施設があるので誰でも！何十年もやってるから、どういうことをやるのか、興味があるんだろうと思います」と話した。

トレーニングが始まれば、さながら「カズ塾」の様相を呈す。井手口からは体幹トレーニングの内容や自主トレ期間中の練習強度について質問攻めに遭っているという。今オフはJFL鈴鹿から獲得オファーを受けるなど去就が注目されるカズだが、自主トレそのものも大盛況となっている。

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