G大阪が大分・三竿雄斗、鳥栖・エドゥアルド獲得目指す 松波監督はアカデミー部門へ
J1G大阪が来季の新戦力として、大分DF三竿雄斗(30)と鳥栖DFエドゥアルド(28)の獲得に乗り出していることが4日、複数の関係者の話で分かった。両者は来季も所属先との契約を残しているが、今後は正式オファーに発展する可能性があるという。
左利きの三竿は3バックの左センターバックや4バックの左サイドバックをこなせる守備の万能型。今季限りで大分の監督を退任し、来季からG大阪の指揮を執ることが決定的な片野坂知宏監督(50)の戦術を熟知しており、新天地での橋渡し役も担える。
ブラジル出身のエドゥアルドは、G大阪を退団し、韓国Kリーグ蔚山への加入が決定的となっている韓国代表DF金英権(31)に代わる守備の要として期待される。複数クラブとの争奪戦になる見込みで、鳥栖も契約延長を含めた慰留に努めているが、G大阪は全力で獲得を目指していく。
また、松波正信監督(47)はアカデミー部門への配置転換が濃厚で、木山隆之コーチ(49)はJ2岡山の監督に就任することが決定的となっている。