ガンバ大阪がキム・ヨングォン、小野裕二、チアゴ・アウベスの契約満了とコーチ3人の退団を発表
「ガンバにいてほしかったけど…韓国に帰ってもガンバって下さい」
ガンバ大阪は12月3日、3選手の契約満了と、コーチ3人の退任を発表した。
契約満了となったのは、DFキム・ヨングォン、FWチアゴ・アウベス、FW小野裕二の3選手。
中国の広州恒大(現・広州FC)で2度のACL制覇を経験するキム・ヨングォンは、2019年にG大阪に加入。左利きのCBとして攻守で存在感を発揮し、昨季のリーグ2位躍進に大きく貢献した。しかし、今季は負傷などもあり、16試合の出場に留まっていた。
今季サガン鳥栖から移籍してきたチアゴ・アウベスは、17試合に出場し、2ゴールを記録したが、プレー時間は531分。先発は6試合で、直近3試合はベンチ外となっていた。
在籍2年目の小野は、ピッチに立てば闘志あふれるプレーと、繊細な技術を発揮していたものの、昨季の右膝前十字靭帯損傷をはじめ、今季も度重なる負傷で6試合出場、1ゴールに留まっていた。
この一報を伝えたクラブの公式ツイッターではサポーターから以下のようなコメントが寄せられている。
「短い間でしたが小野選手のファイトには惚れました」
「怪我しがちだったとはいえ、もう一年チャンスを上げて欲しかった」
「怪我なく一年間プレーする姿を見たかった。最終戦は11番のACLユニを着て観に行きます」
「チアゴの1発がもっと見たかった!」
「浪漫のある左足、、、」
「短すぎるよ、、、まだまだ一緒に戦いたかった。ガンバに来てくれてありがとう」
「ガンバにいてほしかったけど…韓国に帰ってもガンバって下さい」
「今まで逆に残ってくれてありがとうございました。」
「今までありがとうヨングォン」
「ほんまにありがとうございました。ヨングォンのプレー大好きでした。新天地でも頑張ってください」
「覚悟はしてたけどやっぱり辛い」
「ヨングォン一緒にタイトル取りたかった…」
「3年間共に戦ってくれてありがとうございました!どこに行っても、あなたのことを応援しています。そして忘れない」
また、クラブからは、松代直樹GKコーチ、宮原裕司コーチ、依田光正コーチの3人もシーズン終了後にチームを離れることが併せて発表されている。
今季の最終節を残して、勝点43で13位に沈むチームは、来季に向けて大きな変革を迎えようとしている。