G大阪、引き分け以上でJ1残留確定の大分戦へ MF福田湧矢「残留のために割り切って」…7日アウェー

G大阪は6日、引き分け以上でJ1残留が決まる大分戦(7日・昭和電ス)に向け、松波正信監督、MF福田湧矢が取材に応じた。松波監督は「(前節の横浜M戦含めた)ここ2戦は、今季で一番大事な試合だと伝えています。大分さんも負けられない中で、マリノスさんよりメンタル的により強く入ってくるはず。大分もしっかりボールをつないでくるチーム。最近守備からの速い攻撃が合わなかったので、そこの精度を上げていきたい」と話した。

鳥栖、横浜M戦と2試合連続で完封勝利と、堅守を武器に残留に突き進んできた。左サイドで攻守にハードワークを見せる福田は「今は勝ち点を積み上げることが大前提なので、結果が出ていることはいい。ただ本来やりたいサッカーとはかけ離れていると思う。でも今年は残留のために、割り切ってやらないといけない」と話した。また残留争いの中で「この逆境をどうはねのけるか、ずっと考えていた。割り切ったサッカーの中で、何が必要かも感じている」と、この経験を成長の糧にしようとしている。

この日17位の徳島が敗れ、19位・仙台、20位・横浜FCの3クラブがG大阪を勝ち点で上回る可能性は消滅した。大分戦で勝ち点1でも奪えば、3試合を残して残留が決まる。「(残留は)最低限の目標値だと思うが、選手は厳しいスケジュールの中でハードワークし、何とか勝ち点を拾いながらもここまできた。いろんな悔しさを持ちながらも、前向きにやってくれてきた」と松波監督。攻撃的に戦いたいという理想から離れてでも果たさなければいけなかった残留という目標は、もう手の届くところまで来ている。

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