[10.30 ルヴァン杯決勝 名古屋 2-0 C大阪 埼玉]

元日本代表の宮本恒靖氏が、同じく元日本代表で今季ルヴァンカップ決勝アンバサダーを務める内田篤人氏から“変化球”の質問を受けた。

30日に行われたルヴァン杯決勝の名古屋グランパス対セレッソ大阪で、両者はフジテレビ中継の解説を担当。開始からゲームについて語る中、内田氏が宮本氏に「宮本さん、監督って大事な試合の前とか、選手の時より緊張するものなんですか?」と問いかけた。

G大阪で監督経験のある宮本氏は一瞬の間を置き、「選手の時との緊張の仕方の種類が違うというか、いろいろと準備しないといけないことも多くて、試合前に何を伝えるのかとかも含め、戦術的な変更も用意しておく量も違うので、(選手の時と)違うかなと思います」と返答。実況の西岡孝洋氏が「今一瞬、宮本さんが緊張されましたよね(笑)。あまりの変化球だったんですかね(笑)」と尋ねると、宮本は「そうですね。突然やってきましたね」と、予想外の質問だったと明かした。

優勝を懸けた一戦はスコアレスで前半を折り返したが、後半に名古屋のFW前田直輝とMF稲垣祥が決めて2-0。マッシモ・フィッカデンティ監督率いる名古屋が大会初制覇を飾り、11年ぶりの主要タイトル獲得を果たした。

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