G大阪が3試合ぶりの白星! 高速カウンターから決めたエース宇佐美貴史の一撃で鳥栖にウノゼロ勝利
鳥栖はチャンスを決め切れず5戦未勝利…
Jリーグは10月23日に、J1第33節の5試合を各地で開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪対サガン鳥栖が行なわれ、1-0でG大阪が勝利を収めた。
前節14位のG大阪が、7位の鳥栖をホームに迎えた一戦。試合は立ち上がりから、鳥栖が攻勢を強める。サイドの中野伸哉と飯野七聖が高いポジションを取って相手を押し込み、チャンスを創出していくも得点には繋がらず。
先にゲームを動かしたのはG大阪だった。10分、高速カウンターから山本悠樹のスルーパスに前線で反応した宇佐美貴史が、ペナルティエリア左から左足を振り抜くと、シュートは右ポストの内側を叩き、ゴールに吸い込まれた。
その後は、ビハインドを負った鳥栖が猛攻に出る。28分に岩崎悠人、39分に樋口雄太が決定的なシュートを放つが、いずれもフィニッシュの精度を欠いてネットを揺らせない。
後半はお互いに、ボール奪取から縦に速い攻撃を仕掛け、攻守が目まぐるしく入れ替わる。70分には鳥栖の島川俊郎が果敢にミドルを狙うも、宇佐美が身体を投げ出してブロック。このままG大阪が、90分間チーム全体で最後まで粘り強く守り切り、ウノゼロ勝利を収めた。
この結果、G大阪は3試合ぶりの白星。鳥栖は5試合勝利なしと苦しい状況が続いている。
次戦は11月3日にともにアウェーで、G大阪は横浜F・マリノスと、鳥栖は横浜FCと34節を戦う。