G大阪が終始圧倒、パトリック2発など4ゴールで湘南を下しベスト8進出《天皇杯》
22日、天皇杯4回戦のガンバ大阪vs湘南ベルマーレが行われ、4-1でG大阪が勝利。準々決勝に駒を進めた。
4回戦の他のカードは8月18日に実施された中、1試合だけ日程が延期されて行われた試合。明治安田生命J1リーグでは残留を争う両チームの試合だったが、一方的な展開となった。
昨シーズンまでG大阪でアシスタントコーチを務めていた湘南の山口智監督は古巣との対戦だったが、立ち上がりから主導権を握ったのはG大阪。2分、右サイドからのクロスに対してパトリックがニアサイドで合わせ、G大阪が早々に先制する。
その後もペースを握るG大阪は、26分にPKを獲得。これをウェリントン・シウバが右隅に決め、追加点を奪う。
そのG大阪は36分に小野瀬康介が下がり、倉田秋が途中出場。すると42分、左サイドをパスで崩したG大阪は、その倉田がボックス内でパスを受け相手を交わしてシュート。前半でリードを3点に広げる。
この日は細かいパスがつながり、しっかりと湘南ゴールへと攻め立てるシーンが増えることに。すると56分には、湘南のGK富居大樹がビルドアップをしようとしてパスを出すと、ボックス内にいたパトリックがカット。そのままゴールを決め、4点差とする。
湘南は64分に柴田壮介が1点を返すも、試合を通してボール奪取と細かいパスワークを見せたG大阪が圧倒。4-1で勝利し、ベスト8に勝ち残った。
ガンバ大阪 4-1 湘南ベルマーレ
【G大阪】
パトリック(前2、後11)
ウェリントン・シウバ(前26)
倉田秋(前42)
【湘南】
柴田壮介(後19)