G大阪 今季2度目の4連敗 シーズン複数回の4連敗以上は23年ぶりの屈辱 3試合10失点と守乱深刻
◇明治安田生命J1リーグ第29節 G大阪1ー3鹿島(2021年9月18日 カシマ)
G大阪は今季2度目の4連敗となった。同一シーズンで4連敗以上を複数回するのは98年以来23シーズンぶりの屈辱。仙台に2―3で敗れた後に行った選手間ミーティングも奏功しなかった。
押し込まれる展開を打開するためにリスクを冒したポゼッションなどを念頭に置いて臨んだが、序盤からペースを握られた。高いDFラインの背後を何度も突かれ、さらにそこでタメを作られて、相手2列目が前を向いてプレーする状況を何度も作られた。結局は自陣深くまで下がる守備をせざるを得ず、攻撃でパワーを使い切れなかった。
後半7分に先制点を許すと、15分には仙台戦に続いてクロスへの対応が甘く連続失点。攻勢に出た後半28分にはカウンターで致命的な3失点目を喫した。チアゴ・アウベスが意地のPK弾を決めると焼け石に水。これまでは守備陣の踏ん張りで勝ち点を重ねてきたが、直近の公式戦3試合10失点と攻守ともにチグハグな状況になってきた。