G大阪の敵は中国マネー 広州恒大10億ニンジン 日刊スポーツ 9月30日(水)6時10分配信

G大阪にパワーアップした難敵が立ちはだかる。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦アウェー広州恒大戦の前日29日、試合会場で公式会見と練習に臨んだ。

豊富な資金力で有名な相手は、準決勝で通常の勝利給だけでなく、得失点差1につき500万元(約9600万円)のボーナスを追加設定したことが判明。G大阪はスポーツマンシップにのっとって、Jリーグの意地をぶつける。

G大阪が“にんじん作戦”に出た金満クラブに立ち向かう。7年ぶりの決勝進出へ向けた大一番で広州恒大に“エサ”がまかれたことが分かった。地元メディ アによると、準決勝2試合の勝利給600万元(1億1500万円)に加えて、得失点差1につき500万元(約9600万円)のボーナスがチームへ配布され る。ボーナスの限度は、なんと10億円近い5000万元という桁違いな金額だ。

◆広州恒大 1954年に創設。広東省広州市を本拠地とする。08年に1部リーグ昇格したが、09年に八百長問題が発覚、10年シーズンは2部降格。同 年2月に不動産大手の恒大房産がスポンサーとなり、2部で優勝して1年で1部に昇格。11年から中国スーパーリーグ4連覇中で、13年ACL優勝。豊富な 資金力で各国の代表クラスを獲得し、近年は監督でも、イタリア代表監督として06年W杯優勝のリッピ氏、元同国代表DFカンナバロ氏、前ブラジル代表監督 のスコラリ氏と大物が就任している。

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