G大阪のMF川崎がポルトガル1部ポルティモンセに電撃移籍 久保建と同じパリ五輪世代の成長株
G大阪MF川崎修平(20)がポルトガル1部ポルティモネンセに電撃移籍することが24日、決定的となった。ポルトガル現地紙が24日付で報じた。完全移籍で、近日中に正式発表される見込みだ。
川崎はG大阪アカデミー出身。切れ味鋭いドリブル突破と積極的なシュートが持ち味で、当時活動していたU―23チームの一員として19年6月18日・J3富山戦でプロデビュー(当時は高校3年で2種登録)。同年11月4日・J3相模原戦でプロ初得点を挙げた。トップ昇格を果たした翌20年9月5日・仙台戦にJ1デビュー。今夏ウズベキスタンで集中開催されたアジア・チャンピオンズリーグ1次予選タンピネス戦では、日本人史上最年少ハットトリックを記録した。
日本代表MF久保建英(20=マジョルカ)と同じ2001年生まれの24年パリ五輪世代。世代別代表などに選出されたことはないが、厳しい海外で経験を積み、日の丸を背負う選手に成長していく。
◆川崎 修平(かわさき・しゅうへい)2001年4月28日 大阪府岸和田市出身の20歳。G大阪ジュニアユース―G大阪ユースを経て20年にトップ昇格。J1通算18試合、J3通算43試合10得点14アシスト。1メートル68、66キロ。